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普通救命講習のすすめ~その時は突然やってくる~

救急車

こんにちは。しゅうやです。

いつも副業の詐欺師撲滅!の記事を書いていますが、今日はタイトルの通り、
「普通救命講習のすすめ」について急遽記事を作成しています。

今日知人と遊びに出かけていました。その方が突然バタリと倒れ、意識喪失状態となりました。

海上(船の上)でその方の意識がなくなったので、すぐ救急搬送やAEDでの処置ができず約15分間心肺停止となりました。

ドクターヘリで救急搬送され、幸いにも一命をとりとめました。その時に役立ったのが
「心臓マッサージ」でした。

今回はそんな状況に遭遇し、初期対応の重要性を改めて知った僕の体験と初期救命についてご紹介したいと思います。

目の前で人が倒れた

あなたの目の前で知らない方が倒れた!そんなときあなたは何をしますか?何ができますか?

その人のところに駆け寄る?救急車を手配する?それとも怖くて何もできないですか?

それが知人や両親、子供であった場合だったら余計にパニックになってしまうかもしれません。

見ず知らずの方、それも異性となると余計、救急救命をためらう方も多いと思います。

自分の起こした行動でその人が死んだら?後で責任を負うことになるかもしれない・・・。人工呼吸はちょっと・・・。

様々な葛藤や理由から躊躇する方もいらっしゃるでしょう。

しかし、あなたの初動や対応でその方の命や今後の生活を大きく左右するということを知ってください。

倒れた方を発見!まず何をする?

一番初めにすること

心臓マッサージだと思いますか?救急車の要請ですか?

いいえ、一番大切なのは【自分自身の身の安全を図ること】です。

救急車や倒れた人(要救助者)を救助するよりも先に身の安全を確保してください。

通行車両や工事現場などでは高所、感電など。その時々で違ってきます。要救助者よりも自分を一番大切にしてください。

身の安全を確保できたら

さて、自分自身に危険がないことを確認できました。次にすることは何でしょう。

それは【周りに助けを求めること】です。

もし誰も近くにいなかったら次の項目に進んでください。

自分ひとりで助けることは非常に困難です。心臓マッサージしながら救急車を呼ぶことは困難ですし、AEDを探しに行くこともできません。

もし周りに自分たち以外がいるのであれば周りに助けてほしいと叫んでください。

助けてもらうときはその人の目を見て、「あなたは〇〇してください」と指名してください。

「誰か助けてください!」と叫ぶより、「あなた」と指名した方が率先して助けてくれるそうです。

・何をしてほしいかを具体的に伝える
 あなたは救急車を呼んでください。
 あなたはAEDを探してきてください(場所を知っていればそれも伝えてください)
 あなたは私(僕)と一緒に心臓マッサージを手伝ってください。 など

もし自分が救急車を要請することになった場合は
・要救助者の年齢(だいたいで結構です)
・性別
・状態(息をしていない、出血があるなど)
・場所
を伝えてください。
その他の情報については救急隊の指示に従って行動するようにしてください。

救急要請

作業者が集まったら

さて、必要な人数が確保できました。次にすることは要救助者の状態を確認することです。

両肩を自分の手のひらで強めにたたき、「大丈夫ですか?」と声をかけてください。

脳梗塞で半身まひになっていて叩くかれていることに気づかない場合もあるので必ず両手で肩をたたき大きな声で呼びかけてください。

そこで返事があれば心臓マッサージの必要はありません。

呼吸はしているか、うめき声や変わったところはないか、出血はないか。

反応がなく唇の色が青くなっていたり、泡を吹いていた場合心肺停止に陥っている可能性があります。

昔の救急救命では呼吸の有無を確認して、気道を確保して、もう一度呼吸を確認して・・・と書かれているものもありましたが、

現在では呼吸の有無を確認し、判断がつかない場合には心臓マッサージを開始して良いそうです。

心臓マッサージを行う

心臓マッサージは胸の中心を強く押し込むことで腹膜内の圧上昇や心臓を圧迫させて血流を再開させることができます。

この時何かしらの反応があれば(うめき声であったり手で払うそぶりなど)心臓マッサージを停止させ、要救助者の様子を再確認してください。

何も反応がなければ心臓マッサージを継続する必要があります。

押す場所は乳首の間のど真ん中です。詳しく説明を受けていても実際その時になってみると場所はよくわからないものです。実際自分はそうでした。

多少ずれても問題ありません。1分間に100回(アンパンマンのマーチの曲位のテンポ)で5cm沈むくらいの深さで押すのがポイントです。

深さ5cmって結構押し込む必要があります。肋骨が折れても問題ありません。骨折より命のほうが大切です。

人工呼吸はどうするの?

実際人工呼吸を行うとなるとマウスtoマウス(自分の吐く息を要救助者に口移しで供給する)ことになります。

この時、要救助者が嘔吐していたり、出血があった場合、自分に感染のリスクがあります。

要救助者が持病を持っているとか持っていないということではなく、他人の体液に触れることで自分に免疫のない病気に感染する場合があるということです。
コロナ渦でもありますし、ためらわれる場合も多くあると思います。

一番良いのは心臓マッサージをしながら人工呼吸を行うことですが、人工呼吸なしでも問題ありませんので心臓マッサージを優先させてください。

AEDが到着したら

要救助者の素肌にAEDを張り付ける必要があります。

パッドを貼る位置についてはAEDに絵がありますのでその通りに貼ってください。

問題は着ている服が邪魔なことです。

躊躇わず脱がせてください。切るものがあれば切って構いません。相手が異性でも関係ありません。胸をはだけさせることが最優先です。

緊急時の対応で異性の体に触れることや人工呼吸のため口をつけること、胸部に触れることは法律上問題ありません。

刑法37条1項にて「緊急避難」についての条項があります。詳しくはこちらをご覧ください(Wikipedia参照:https://bit.ly/3t3Qcr9)

民法でも規定されています。
救命目的でAEDを使用した場合、悪意や重大な過失がない限りは民法698条「緊急事務管理」(※2)が成立し、訴えられることも、負けることも考えにくいと思います。
引用元:https://inoti-aed.com/aed-low2/

要救助者の体が濡れている場合にはふき取り、パッドをしっかり当ててください。

そのあとの流れはAEDの自動音声を参考にするとうまくいきます(自分は使ったことがないので詳細については控えます)

AEDがそのまま心臓マッサージを継続させるか、不要になるかも教えてくれるのでその指示に従ってください。

救急隊が到着したら

救急車の音が近づいてきたら周囲の人に救助者の場所を知らせてください。
このとき、心肺蘇生を中断される方がいらっしゃいますが、救急隊員に引き継ぐまで心臓マッサージを継続してください。止めることなく心臓を動かし続けることが大切です。

無事救急隊に引き継げたら

事故や事象によっては警察官もやってくるかもしれません。その場合はその時の状況を、傷病者の状態やどういう経緯でそうなったかなど、自分の知っている情報をすべて伝えてください。

まとめ

あなたの勇気ある行動でつながる命があります。

1分処置が遅れると生存率が10%落ちると言われています。救急隊を待っている間に自分にできることを知っておくだけでも誰かの命を救えるかもしれません。

後々後悔しないように人命救助の知識を持っておくことが大切です。

普通救命講習は各都道府県の消防署で開催されています。ぜひ受講し、一人でも多くの助かる命を救ってほしいと思います。

ありがとうございました。